webのスマホサイトとアプリのUIの壁
webのスマホサイトも段々アプリのようなUIをする動きが増えてきました。
ユーザーからしてみると、普段はアプリを利用しているので、できるだけアプリの動きに近い方が馴染みやすいです。
アプリのようなUIに合わせるのは当たり前の流れなのかもしれません。
下は自分がツイートしたものですが、検索UIにおいては、上部にそのまま検索できるようにしておくことが増えてきました。
スマホサイトの検索結果上部に検索結果を変更できるようなUI最近増えてる。
— mikami (@sukechansan) 2018年1月28日
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しかし、どうしても真似をすることのできない壁があります。
webのスマホサイトは検索からくる人を想定しないといけません
これがどこに影響してくるのかです。
- サイト名
- SEOを意識したワード表示
主にこの二つかなと思います。
これは大体のサイトにおいてファーストビューの上部に表示されます。
前者については、どんなサイトかわからないので、必然的に表示することになります。
後者については、google先生にどんなページかを伝えないといけないため、どうしてもSEOワードになりがちです。
ファーストビューで見せないといけない情報になるので、アプリだとその二つを削れるってのは大きい気がします。
食べログの例
食べログで二つの差を見てます。
スマホサイトは「渋谷駅 ランチ」で検索した結果を表示しています。
アプリは位置を「渋谷駅」と営業時間を「ランチ」で条件検索しました。
スマホサイト
アプリ
アプリだと、タイトルはいらないので、削って代わりに並び順を意識させています。
また、SEOを意識した表示しなくていいので、「グルメ・レストラン」というワードを削り、表示箇所を分けています。
アプリはサイト内にいる前提で作成できる
完全にユーザーにとって必要な情報だけを渡すことができます。
なので使い勝手を追求した作りにするのがベターだと思います。
webスマホサイトの場合は、UIはできるだけアプリに近づけつつ、SEOを意識した作りになるので、どうしても使い勝手では不利になります。
ただ、この話の前提は検索結果で来るサイトならではの話なので、webでも完全に閉じた世界(検索いらないサイト)で行動できるなら、思い切った見せ方をしてもいいかもしれないですね。